ソニー・スマホゲームに本腰、みんなのゴルフを投入へ。

家庭用ゲーム機を作る大手がスマホ向けゲームに本格的に乗り出しています。ソニーは「みんなのゴルフ」や「妖怪ウォッチ」のスマホゲームを来年以降、配信すると発表しました。任天堂も新作を出す予定で、両社とも拡大するスマホゲーム市場の取り込みを図っています。

ソニーが4月に作ったスマホゲーム会社のフォワードワークスが、作品を発表しました。「みんなのゴルフ」を2017年に出すほか、リズムゲーム「パラッパラッパー」など、ゲーム機「プレイステーション」向けに過去発売した人気作が10作品が並びました。

ICチップが入る遊戯カードを専用のパッドで読み取り、スマホゲームと連動させる仕組みの開発も明らかにしました。外部メーカーとも組み、第一弾として「妖怪ウォッチ」のゲームをつくる考えだと言います。ソニーのPS4は世界で5千万台超が売れています。ゲーム機事業は2015年度の営業利益が887億円と、金融に次ぐ稼ぎ頭になっています。

ゲーム市場では、大半が無料で遊べるスマホゲームが伸びています。家庭用のゲーム機やソフトは押され気味なのです。ゲーム雑誌「ファミ通」の調べでは2015年の国内のゲーム市場は、スマホ向けが9283億円と全体の7割を占めました。家庭用は3602億円にとどまります。家庭用ゲーム機を売ってソフトで稼ぐ構図が崩れようとしています。

ソニーのライバルの任天堂は2015年にスマホゲーム大手のDeNAと提携しました。人気ソフトをスマホでも展開する方向にかじを切っています。関連会社などが手掛けた「ポケモンGO」は世界のダウンロードが5億回を超え大ヒットしました。今後「スーパーマリオ」のスマホ版の配信を世界で始めます。スマホの性能が上がり、家庭用ゲーム機の作品を活用しやすくなったとの指摘があります。過去の資産を活用し、ゲーム機ではつかめないファン層を獲得しようと試みています。

引用元・朝日新聞

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